【新刊】日本のAI開発が「社会課題」を起点とすべき理由 - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『DeepSeek革命』
-オープンソースAIが世界を変える
長野 陸 著 | 池田書店 | 240p | 2,090円(税込)


1.知性のパラダイムシフト
2.AI覇権の地図
3.なぜディープシークは高性能なのか?
4.ディープシークによる言語モデル革命
5.東西AI戦争の展望
6.グローバル化する生成AI
7.通信キャリアの破壊的革新に学ぶべきこと
8.AI先進国への道筋


【イントロダクション】
生成AIのさまざまなビジネスへの活用など社会実装が進む一方で、企業や組織間の技術開発競争も激化している。
チャットGPTを筆頭とする米国発の生成AIが先行し、主流になりつつある中、突如登場した中国製の生成AIが、その高性能とコストパフォーマンスで注目を集めた。ディープシーク(DeepSeek)である。

本書では、世界を驚かせたディープシークの新しさ、とくに「分散型AI」「オープンソースAI」といった特徴について解説しつつ、AIとAI関連技術をめぐる東西覇権争いの潮流を読み解き、その中で日本がとるべき立ち位置や戦略を提言している。
2024年末から2025年にかけてAI業界を震撼させたディープシーク(R1)は、無料版であっても、最高性能と言われていたチャットGPTの有料版(o1)に匹敵するほどの性能を発揮。数式処理やプログラミング関連の専門性の高い分野では、時にチャットGPTよりも適切なアウトプットを示すという。

著者は、ソフトバンクでAIエンジニアとして活躍後、アクセンチュアに転職。同社でAIなどを活用した資料の作成や要件整理を行った経験などを活かし、株式会社pilandを設立。ウズベキスタンでの事業を展開させるなど、国内外で活躍の場を広げている。


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