【海外書籍】全米第3位のアイスクリーム企業が生まれるまで - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『ブルーベル・クリーマリーズ中興の祖 エド・F・クルーゼの経営哲学」』
Ed. F. Kruse of Blue Bell Creameries
Dorothy McLeod MacInerney 著 | Texas A&M University Press | 208p

1.私たちは皆、何かしらの理由があってこの地球に置かれている。
2.一生懸命働きなさい。頑張れば頑張るほど、幸運に恵まれる。
3.準備しておきなさい。
4.十分に長く一生懸命働けば、どんな問題でも克服できる。
5.目標を設定し、それに向かって努力しなさい。
6.先を見据えなさい。
7.自分の原則を妥協してはいけない。
8.誠実さは交渉の対象ではない。
9.物事を正しく見る目を持ちなさい。
10.適性は重要だが、態度も同様に重要である。
11.心配するな、働け。
12.ユーモアのセンスを持ちなさい。
13.決めつけてはいけない。
14.言ったことは実行しなさい。
15.インチ単位では簡単だが、ヤード単位では難しい。
16.独創的な考えを持つ人は少ないので、他人のアイデアを取り入れてまとめるのが賢明だ。
17.良いことができるなら、今すぐ行動しなさい。
18.助けてくれた人に感謝しなさい。
あとがき 謙虚は美徳だ。


【イントロダクション】
ブルーベル・クリーマリーズは、テキサス州ブレナムを拠点とする、高品質アイスクリームで知られる老舗企業だ。創業は1907年、現在は米国24州で事業を展開している。
地域に根ざした小さなアイスクリーム会社を、一躍国内外で知られるまでに成長させたのが、二代目社長のエドワード・F・クルーゼである。

米国テキサスA&M大学の出版部門から刊行された未邦訳の本書は、ブルーベル・クリーマリーズを長年にわたり経営したエド・F・クルーゼ(1928-2015)の生涯と哲学を描いた評伝。エドの人生や経営の指針となった行動原則や格言をまとめた「エディズム」を交えながら、その足跡を紹介している。
低品質の商品開発を避けるがあまり大きな赤字を出していた、父親でもある先代社長のやり方を、エドは品質重視の信念は手放さずに変えていった。また、事業拡大に当たっては入念な計画とともに「一気にやらずに少しずつ」という原則で向き合ったという。

著者のドロシー・マキナニー氏は、ブルーベル・クリーマリーズの取締役を務めた人物。テキサス大学オースティン校で米国研究の博士号を取得している。


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