【ベストセラー】大変化を防ぐソーシャル・エンジニアリングとは - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『超新版 ティッピング・ポイント』
-世の中を動かす「裏の三原則」
マルコム・グラッドウェル 著 | 土方 奈美 訳 | 橘 玲 解説 | 飛鳥新社 | 400p | 2,500円(税込)


序.受動態
1.犯罪がブームになるとき、ならないとき
2.マイアミの問題
3.理想から外れることが許されない学校
4.3分の1の魔法
5.ハーバード大学女子ラグビーチームの謎
6.新型コロナウイルスについてなぜか語られないこと
7.「ホロコースト」という言葉が使われるようになるまで
8.目の前にある大転換点ほど目に見えない
9.空気感、スーパースプレッダー、集団構成


【イントロダクション】
新型コロナウイルスの感染者数にも見られた現象だが、小さな変化(人数の微増)が、ある「転換点」を境に爆発的な大変化(人数の激増)を引き起こすことがある。
その転換点は「ティッピング・ポイント」と呼ばれるが、2000年に刊行された、この言葉をタイトルにした全米ベストセラーによって多くの人が日常的に口にするようになったという。

本書は、マルコム・グラッドウェル氏が自身の処女作『The Tipping Point』(邦訳:『急に売れ始めるにはワケがある』SB文庫)を、ほぼ四半世紀ぶりに時代の変化に合わせて全面的に書き直したもの。
ティッピング・ポイントを境とする大変化が起きる原因として、「空気感」「ソーシャル・エンジニアリング」「スーパースプレッダー」という三つの原則を提示。空気感とは、地域や集団の中で誰もが共通して持つ認識や価値観、目的意識などを指す。スーパースプレッダーは、変化の原因となる要素が極端に大きい個人や少数の集団のことだ。ダイジェストでは、ソーシャル・エンジニアリングについて事例をもとに解説する箇所を取り上げる。

著者のグラッドウェル氏は、英国生まれ、カナダ育ちのジャーナリスト。1996年から米名門誌「ザ・ニューヨーカー」のスタッフライターとして活躍している。


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