【新書】「大量輸送」だけでない連節バスの有効性とは - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『連節バス物語』
-1台で2台分の活躍。その誕生から現在まで
諸井 泉 著 | 交通新聞社(交通新聞社新書) | 256p | 1,100円(税込)


第1章 連節バスとは? そのあゆみ
第2章 連節バスの構造・走行・製造
第3章 全国で活躍する連節バス
第4章 変わり種のバス
第5章 未来の連節バス
巻末付録 日本初の連節バス本格営業運転の記録と記憶


【イントロダクション】
近年、物流業界ではトラックドライバー不足が深刻化しているが、バス業界でも事態は同様だ。現役運転手の高齢化や志望者の減少など課題が重なり、バス運転手不足が問題視されている。
そんな中、注目されているのが1台の車両で2台分の輸送力を持つ「連節バス」である。その特長とはどのようなものか。

本書は、連節バスの歴史や構造、製造方法といった基本的な情報から、現在活躍中の連節バスや運行事業者について、さらには連節バスの将来像までを詳しく説明している。
1台で大きな輸送力を発揮できる連節バスは、とくに空港周辺や大都市圏でその有効性を示している。一般的なバスと同じ大型二種免許で運転できることからも運転手不足への対応策になっているようだ。加えて、地方自治体ではまちづくりの一環、あるいは自然環境保護として連節バスの導入が進んでいるという。

著者はフリー交通ライター。東都観光バス在職中につくば科学万博が開催、万博中央駅と万博会場間の交通手段であった連節バス「スーパーシャトル」の運営管理者としてシャトルバス中央事業所にて運営管理業務に従事。その後、郵船航空サービス旅客部門(現郵船トラベル)等で勤務した経験を持つ。


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