【海外書籍】検索のGoogleが広告市場を独占するまでの経緯 - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『Googleのオンライン広告戦略』
Yield: How Google Bought, Built, and Bullied Its Way to Advertising Dominance
Ari Paparo 著 | Amplify Publishing | 368p


パート1 スタートラインに立つまでの競争
パート2 全部かゼロか
パート3 独占による収益
パート4 事業分割
終章 彼らは今どこにいるのか?


【イントロダクション】
グーグルといえば、世界で最も影響力のある検索エンジンとして知られている。一方で、この巨大テックの主要な収益はオンライン広告事業によって支えられており、検索エンジンを介して広告を配信するグーグル広告が収入の柱だ。
過去20年、グーグルはさまざまに手をつくしてオンライン広告市場を掌握してきた。

米国で刊行された未邦訳の本書では、元グーグル幹部の著者が、グーグルがどのようにしてゼロから広告の支配権を獲得し、現在の支配的な地位を獲得したかという経緯と内幕を語っている。
2000年代半ばにテキスト広告(検索結果の横に表示される広告)をほぼ独占したグーグルは、自社に足りない技術を持つ企業を次々に買収することでディスプレイ広告市場に進出し、さらには「アドエクスチェンジ(広告取引市場)」においても同様の独占状態を築いていった。

著者のアリ・パパロ氏はライター、ポッドキャスター、広告全般に関してのコメンテーター、Marketecture MediaのCEO。本書で取り上げられた企業の多くで働き、グーグルがダブルクリックを買収した際にはダブルクリックの広告担当の幹部であった。その後グーグルでプロダクトマネージャーのトップを務めた。


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