【海外書籍】なぜベントレーの名前は一時期忘れ去られたのか - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『ロールス・ロイスとベントレーの60年』
Rolls-Royce & Bentley: Sixty Years at Crewe
Malcolm Bobbitt 著 | The History Press | 294p


第1章 ダービーでの日々
第2章 クルー:航空エンジンから車へ
第3章 車種の標準化
第4章 大陸への進出
第5章 雲を集める
第6章 シャドウからの登場
第7章 成功ほど有効なものはない
第8章 ありえない連携
第9章 嵐を鎮める
第10章 地中海での幕間
第11章 スピリットを守り続ける
第12章 千年紀とその後


【イントロダクション】
英国高級車の代名詞ともいえるロールス・ロイス。またベントレーの名も高級車のブランドとして知れ渡っている。
この二つのブランドは、かつてロールス・ロイス社のものだったが、現在、前者はBMW、後者はフォルクスワーゲンが所有する。両ブランドが同居した60年の間にどんなエピソードがあったのか。

英国で刊行された未邦訳の本書では、ロールス・ロイスとベントレーの名で数々の名車を生み出してきたロールス・ロイス・リミテッドについて、時代を彩った歴代の車種を紹介しながら、1950年代と1960年代の成功、経営破綻と買収劇、車種の進化をもたらした開発プロジェクトの裏側などを含めてその歴史を辿っている。
革新的なモデルとして知られる、1965年発表のシルバーシャドウの開発は、二つのブランドが融合し、ベントレーの名前が一時的に消滅するといった結果をもたらした。

著者のマルコム・ボビット氏は自動車ライターで、約40冊の著書を持つ。自動車ライター協会の会員であり、英国自動車歴史家協会が発行する「SAHBタイムズ」の編集長を務める。


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