【新刊】北欧発「ムーミン」の寛大なブランディングとは - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『ムーミン流マネジメント』
-世界中で愛されるための〈寛大経営〉という戦略
ポール・サヴェッジ/ヤンネ・ティエナリ 著 | 月谷 真紀 訳 | 青土社 | 280p | 2,860円(税込)


第一章 ムーミン・ウェイ
第二章 アイデアの誕生(とその一生)
第三章 ブランディング――並外れた存在に
第四章 パートナーシップ――情熱の交差点
第五章 戦略――パーパスは何か
第六章 テクノロジー――バーチャル世界へ
第七章 人――「壊れ」ていても大丈夫
第八章 さあパーティーだ!


【イントロダクション】
世界中で愛されるキャラクターはいくつかあるが、中でも独自の世界観をもつものの一つに、フィンランドで1940年代に生み出された「ムーミン」がある。
現在、ムーミンの著作権を管理するムーミンキャラクターズ社を中心としたビジネス・エコシステムが形成されており、積極的なキャラクタービジネスを展開している。

本書は、1940年代にトーベ・ヤンソンによって生み出されたムーミンの遺産を受け継ぎつつ、新たな挑戦を続けるムーミンのビジネス・エコシステムのブランディングや組織づくりを、「寛大さをともなうマネジメント(寛大経営)」として論じている。
ムーミンキャラクターズ社を中心とするキャラクタービジネスは、年間の小売販売額が全世界で10億ユーロ近くとなるまでに成長を続けている。

著者のポール・サヴェッジ氏は、フィンランドのアールト大学で経済学博士号を取得し、現在はアラブ首長国連邦大学で助教授をつとめ、起業家精神と組織研究を専門とする。ヤンネ・ティエナリ氏は、フィンランドのハンケン経済大学教授で、マネジメントと組織論を専門とする。


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