【新刊】世界人口と同じ割合で増加してきた金の供給量 - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『ゴールド 金の世界史』
-神話・マネー・政治・権力 世界を動かす普遍の価値
ドミニク・フリスビー 著 | 中島 由華 訳 | 河出書房新社 | 336p | 3,278円(税込)


1章 永久不変の金属
2章 金の起源
3章 神話とドラゴン、貨幣と王
4章 古典世界の金
5章 中世の交易と貨幣の性質の変化
6章 南米に暴力を招いた金への欲望
7章 中央銀行の誕生と偶然の金本位制
8章 摩訶不思議な錬金術の世界
9章 世界のゴールド熱
10章 第一次世界大戦とサウンドマネーの終焉
11章 ナチスと史上最大の隠し財宝
12章 日本の金の謎
13章 世界はなぜ米ドルに頼るようになったか
14章 そんなにたくさんの金をどうするのか
15章 金とのかかわり
16章 つまり金とは何か
17章 これからの金
18章 中国にはなぜそんなに金があるのか
結論――美、自由、真実


【イントロダクション】
不安定な世界情勢を反映してか、安全資産としての「金(きん)」が人気だ。金は各国通貨や金融商品より信用性が高く、その普遍的価値が見直されている。
太古からその美しい輝きで世界中の人びとを魅了してきたが、実用性に乏しく、富の貯蔵と誇示のみに使われてきた金。どんな歴史を辿ってきたのか。

本書は、古代から現代、そして未来における「金」の持つ意味とその扱われ方などを、さまざまなエピソードとともに明らかにしている。
通貨の裏づけとして金を用いる「金本位制」をとる国や地域はなくなったが、各国・地域の中央銀行は依然として一定の金を保有している。とくに中国は世界一の金産出国となっており、大量の金を保有することで自国の通貨である元を国際準備通貨にする野心が推測されるという。

著者は英国の金融ライター兼コメディアン。イギリスの経済誌「マネーウィーク」にゴールドや金融に関するコラムを連載しており、「ガーディアン」「インディペンデント」紙などにも寄稿している。


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