【新刊】米国社会がモザイク型になり「部族化」する理由
政治
2026.10.07
『在米50年の弁護士が当事者として見た「内乱」のアメリカ』
-自由と民主主義はいかに崩壊したか
秋山 武夫 著 | 朝日新聞出版 | 232p | 1,650円(税込)
はじめに 1981年のアメリカから
第1章 アメリカはもはや法治国家ではない
第2章 分断深まる「内戦前夜」の実相
第3章 「アメリカ・ファースト」が世界を巻き込む
第4章 メディアが報じない「訴訟社会」の現実
終章 アメリカはどこへ向かうのか
おわりに
【イントロダクション】
アメリカという大国を率いるドナルド・トランプ大統領の施策や言動が、国内外で賛否両論、物議を醸す場面が多くなっている。国内では多様性の共存どころか、複数の宗教観や価値観の相違から「部族化」が進行しているとも言われる。
そうした現状の根底にある、同国が内包してきた構造とは何なのか。
本書では、およそ半世紀にわたりアメリカに在住し弁護士活動を行ってきた著者が、アメリカの法制度や政治・行政、外交、社会情勢の現状を、国内からの視点でレポート。混乱の深き原因を分析し、われわれがどう向き合うべきかを探っている。
日本人が現代アメリカを理解しがたい理由の一つには、法や契約に対する基本的な考え方の違いがあるのだという。
著者はニューヨークを拠点に活動する弁護士。1969年丸紅に入社。75年に同社初代法務研修生としてワシントン大学ロースクールを卒業後、国際法務に従事。85年ニューヨーク州弁護士登録。87年に独立し、ニューヨークの大手法律事務所Winthrop, Stimson, Putnam & Roberts(現Pillsbury Winthrop Shaw Pittman LLP)に入所。日本人として初めてパートナーに就任する。
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