【新刊】PC等の無料回収で都市鉱山を発掘する事業モデル - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『私たちは地域の社会課題をビジネスで解決したい』
-700の自治体と創る「環福連携モデル」
黒田 武志 著 | アスコム | 278p | 2,200円(税込)


1.リネットジャパンが目指す「環福連携モデル」
2.日本の都市鉱山を宅配回収で掘り起こす
3.障がい者雇用の現状と環福連携モデル
4.GIGAスクール端末で地産地消型の障がい者雇用モデルをつくる
5.Keep Trying~挫折と困難を強さに変えていく
6.サーキュラーエコノミーの潮流と今後の小型家電リサイクル制度
7.SDGs、ESG時代の企業の価値


【イントロダクション】
2021年に開催された東京五輪の際に「都市鉱山からつくる! みんなのメダルプロジェクト」が実施され、話題を呼んだ。不要になったパソコンや携帯電話などから抽出した金・銀・銅で、五輪メダル6,000個を作ろうというプロジェクトだ。
これの企画・運営に携わったのが、リネットジャパングループである。

本書では、リネットジャパングループの創業者で代表取締役を務める著者が、同社が手がける「都市鉱山リサイクル事業」と、それと障がい者雇用支援を組み合わせた「環福連携モデル」について、これまでの経緯を含めて詳細に語っている。
2025~26年度には、2020年にスタートした「GIGAスクール構想」で導入された約950万台のパソコンやタブレット端末の入れ替えが行われる。リネットジャパンは、その際に不要となった古い端末のリサイクル需要をきっかけに、環福連携モデルを発展させようと考えている。

著者は、トヨタ自動車で国内・海外のアフターマーケット部門の企画業務に従事した後、1998年に現在のリネットジャパングループにつながるブックオフウェーブを設立。2014年にリネットジャパンが経済産業省および環境省大臣認定を取得し、都市鉱山をリサイクルする小型家電リサイクル事業に参入。2016年東京証券取引所に上場している。


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