【ベストセラー】電力系統と通信基盤を高度に連携させる未来戦略 - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『ワット・ビット連携』
馬橋 義美津/明道 保衛/山田 智之 著 | 電気書院 | 272p | 2,200円(税込)


はじめに エネルギーと情報の融合が拓く未来
第1章 エネルギーと情報が出会う時代
第2章 ワット・ビット連携とは何か?
第3章 ワット・ビット連携を支える基盤技術【エネルギー編】
第4章 ワット・ビット連携を支える基盤技術【情報通信編】
第5章 ワット・ビット連携以前の取り組み
第6章 ワット・ビット連携の今
第7章 ワット・ビット連携が生み出す新ビジネスとエコシステム
第8章 ワット・ビット連携の未来展望と乗り越えるべき課題
おわりに エネルギーと情報が創る持続可能で快適な社会のために


【イントロダクション】
脱炭素化の手段のひとつに再生可能エネルギーの最大活用があるのは間違いないが、発電量の不安定さが大きな課題となっている。一方で、AIやブロックチェーンといった最新技術には大量の電力が必要となる。
こうした問題を解決に導くのが、電力網と通信網を高度に連携・融合させる「ワット・ビット連携」である。

本書では、東京電力パワーグリッド副社長の岡本浩氏らが提唱する、電力系統(ワット)と通信基盤(ビット)を一体的に整備する未来戦略である「ワット・ビット連携」について体系的に解説。
電力の分野では、従来型の大規模発電所から各地の需要家に供給される電力網と、小規模な再エネ発電所や蓄電池などが分散する電力網が共存するようになっており、安定的に電力を供給するために、ICTを用いた制御が必須といえる。それに加えてAIなどが求める大量の電力を確保するために、VPP(仮想発電所)、分散型データセンター構想などの取り組みが具体的にスタートしているという。

著者の馬橋義美津氏は電力中央研究所グリッドイノベーション研究本部研究統括室上席。明道保衛氏はエナ・ストーン代表取締役。山田智之氏はグリッドイノベーション研究本部ENIC研究部門主任研究員。


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