【海外書籍】安定したエネルギー企業が挑んだ「変革」の経緯 - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『エネルギッシュな組織変革』
-独エネルギー企業バーデノーヴァとPEAKメソッド
Energized Transformation: Führen im disruptiven Wandel
René Esteban, Hans-Martin Hellebrand 著 | Campus Verlag | 224p


第1章 交流
第2章 変革者
第3章 高電圧
第4章 エネルギー出力
第5章 ギガワット
第6章 ネットワーク容量
第7章 制御室
第8章 発電所
第9章 Volts×Amps
第10章 エネルギー転換


【イントロダクション】
ドイツでは2024年実績で、総発電量のおよそ6割ほどが再生可能エネルギーによるものだという。火力・原子力から再エネのエネルギー転換は今世紀初めから進められてきた。
ドイツ南西部フライブルク行政管区に安定的にエネルギーを供給してきたバーデノーヴァ社も2022年にエネルギー転換を推進すべく、組織変革へと舵を切った。

ドイツで刊行された未邦訳の本書では、気候危機という地球的課題へ対応するために、エネルギー転換の推進役となることを決意した中規模エネルギー供給会社バーデノーヴァ(Badenova)の変革プロセスに焦点を当てながら、企業が変化を乗り越えるだけでなく、積極的に変化を形づくる力を獲得していく変革の手法について語っている。
バーデノーヴァは2022年からの変革にあたり、コンサルティング会社のフォーカスファースト(FocusFirst)が開発したPEAKメソッドを採用。Perceive、Envision、Architect、Kick offの4フェーズからなる同メソッドはBASF、メルク、ノバルティスなどでも実践されている。

著者のハンス・マーティン・ヘレブランド氏はバーデノーヴァ取締役会長。ルネ・エステバン氏はフォーカスファーストの創設者兼マネージングディレクター。


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