【新刊】クボタの1987年発売新トラクターが成功した理由
スキル
2026.01.28
『コストとの闘い』
-「DTC(Design to Cost)開発」への60年
三木 博幸 著 | 三省堂書店/創英社 | 323p | 1,650円(税込)
第1章 モノづくりの源流
第2章 “高橋学校”で学んだこと
第3章 開発現場事始め
第4章 コストに目覚める
第5章 小型トラクターをアメリカへ
第6章 ニューヨークへ技術研修
第7章 会心の「サターントラクター」開発
第8章 6つの事業再建に奔走
第9章 会社をつくり、国内外を奔走
第10章 メーカー企業の経営者・開発者への提言
【イントロダクション】
多くのメーカーにとって、新製品開発における「コスト」の問題は悩みのタネではないだろうか。開発者は得てして高機能・高性能を実現するには、コストが上がるのは当然と考えがちだが、コスト増が価格に反映されれば、市場での競争力が弱まることにもなりかねない。
この問題を解決しうるのが「DTC開発」である。
本書では、総合機械メーカー大手のクボタにてトラクター等の開発に携わった著者が、独自の「DTC(Design to Cost)開発」を開発現場で活かし、社内外に広めていく過程を含む、自らの一代記を語っている。
「DTC開発」とは、開発者が、設計段階から、機能・性能・品質だけでなく「コスト削減」も考えながら、部品の構造や形態の最適化などを進める手法。それによって、顧客の要望に応えるとともに、開発者自身の自由裁量範囲が広がるのだという。
著者は株式会社コスト開発研究所代表取締役社長。1964年に久保田鉄工株式会社(現クボタ)に入社。海外技術研修生としてニューヨークに派遣された後、トラクターの事業革新と事業再建に従事。2004年クボタ機械設計株式会社代表取締役社長に就任。2009年から現職。
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