【新刊】「音」で社会をつくる「音環境デザイナー」とは
文化
2026.03.18
『音でデザインする』
-「緊急地震速報音」は、なぜ緊張するのか?
小久保 隆 著 | 講談社(講談社選書メチエ) | 208p | 1,980円(税込)
第1章 「緊急地震速報音」を聞くとなぜ緊張するのか?
第2章 電車の発車音から、人は何を受け取っているのか?
第3章 流す音楽で客層を変えられるのか?
第4章 波の音に癒されるのはなぜか?
第5章 「六本木ヒルズの音」とは何か?
第6章 「横浜市」の音ってどんな音?
第7章 音と映像が造る社会の未来
おわりに 必要な音、不要な音とは何か
小久保隆 DISCOGRAPHY
小久保隆 サウンドデザイン作品リスト
【イントロダクション】
我々はさまざまな「音」に囲まれて生活している。どんなに静かな環境であっても、完全に無音であることは、まずない。それが音楽になっていなくとも、音は人間の心理や感情、行動に無意識のうちに影響を及ぼすことがある。
注意を喚起したり、安らぎを与えたりといった音を、意図的にデザインする仕事もある。
本書では、日本を代表する「音環境デザイナー」である著者が、自らが生み出したものを含む、さまざまな「音」にまつわるエピソードを紹介しながら、「音の仕掛け」によって社会をつくる面白さと難しさなどを伝えている。
著者がデザインした音には、携帯電話から流れる緊急地震速報音、電子マネー『iD』決済音、JRA馬券自動発売機音、横浜市のサウンドロゴなどがある。なお、本書には随所に二次元コードが印刷されており、読み取ることで著者の作品を聴くことができる。
著者は環境音楽家、音環境デザイナー、メディア・プロデューサー、株式会社スタジオ・イオン代表取締役。女子美術大学、放送大学非常勤講師も務める。作曲した楽曲も収録された米国のコンピレーション・アルバム『Kankyo Ongaku』は、2020年グラミー賞(最優秀ヒストリカル・アルバム部門)にノミネートされた。
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