【海外書籍】豊かな生態系を有する湾が直面する課題と解決策 - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『セントローレンス湾における環境ガバナンス』
Environmental Governance in the Gulf of St. Lawrence
Peter Clancy, Mario Levesque 著 | UBC Press | 406p


第1部 序論
 第1章 研究領域としてのセントローレンス湾
 第2章 政治とガバナンス
第2部 湾の環境サブセクター
 第3章 海洋インフラ
 第4章 漁業
 第5章 沖合石油・ガス
 第6章 沿岸と海岸線の保護
 第7章 船舶バラスト水と侵略的外来種
 第8章 養殖業
 第9章 大規模海洋管理とGOSLIM
 第10章 海洋保護区
 第11章 先住民族と湾のガバナンス
第3部 解釈
 第12章 政策ネットワーク
 第13章 多中心的ガバナンス
 第14章 市民社会
 第15章 湾のガバナンスの再構想


【イントロダクション】
小説『赤毛のアン』の舞台プリンス・エドワード島など大小の島々が浮かぶ、カナダ東部のセントローレンス湾。風光明媚な観光地としてだけでなく、豊かな生態系と恵まれた漁場でもその名が知られている。
一方で、同湾では気候変動などの影響で生態系が変化しつつあり、環境の持続可能性が問題視されている。

カナダにあるブリティッシュコロンビア大学(UBC)の出版部門から刊行された本書では、さまざまな環境リスクに直面しつつあるセントローレンス湾における、現状の環境ガバナンスの問題点を指摘しながら、効率的で有効な対策を実行できる体制のあり方を提言している。
連邦政府と州政府、また政府で具体的な政策やその実行に携わる複数のサブセクター同士の連携がとれておらず対策が立ち遅れている状況を批判するとともに、「セントローレンス湾海洋環境評議会」創設などの改革案を示す。

著者のピーター・クランシー氏はセントフランシス・ザビエル大学政治学部の上級研究教授。マリオ・レヴェスク氏はマウントアリソン大学政治・国際関係学部のカナダ政治・公共政策准教授。


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