【新刊】企業のリスク対応を支援する保険業の新たな役割
ビジネス
2026.06.03
『2050年の保険業界』
-膨張するリスクに挑む構造改革
福島 渉 著 | 日経BP 日本経済新聞出版 | 264p | 3,300円(税込)
序章 保険産業は人類の英知を結集した芸術的産業である
第1章 21世紀の環境変化が、世紀の産業構造改革を迫っている
第2章 視点1 膨張するリスクを吸収するために資本循環のスコープを拡張する
第3章 視点2 未知のリスクの予見性を高める新しい科学を確立する
第4章 視点3 AI時代に適合するオペレーティングモデルへ転換する
第5章 視点4 新しい科学を育みリスクの制御に挑戦する
第6章 競争と共創の調和が構造改革を促進する
終章 2050年に向けて:保険は最も有望な産業である
【イントロダクション】
想定しうるリスクに対し損失補填を約束することで、産業の発展や個人の生活維持に貢献してきた「保険」。
だがここに来て、気候変動等による災害の頻発化と激甚化、パンデミック、地政学的緊張、サイバー攻撃といった複雑で予測の難しいリスクが登場したために、業界で長年培われてきた「科学」が通用しなくなってきている。
本書では、保険業界の構造改革に取り組む戦略コンサルタントが、さまざまな新興リスクに対応し、保険産業がいかなる進化を遂げるべきかを、先行事例を交えながら分析、提言している。
これから求められる保険業の役割の一つとして、企業や個人がリスクに対し、予防あるいは起きてしまった事象に対し自己資本で対処できるよう支援する、そして公的機関や資本市場とも連動し、リスクを適切に配分することが挙げられている。
著者はA.T.カーニー シニアパートナー。東京海上グループで多岐にわたる分野で経験を積み、デロイト トーマツ グループでコンサルタントに転身。日本の保険プラクティスリーダーとして同グループ全体のビジネス拡大に大きく貢献した。
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