【新刊】2025ノーベル化学賞受賞理由の「MOF」とは何か
テクノロジー
2026.07.01
『SUPERサイエンス 空気を資源に変える化学MOF(金属有機構造体)』
齋藤 勝裕 著 | C&R研究所 | 176p | 2,453円(税込)
Chapter.1 MOF(金属有機構造体)とは
Chapter.2 超分子容器の空間設計
Chapter.3 廃棄するCO2を「資産」に変える
Chapter.4 「運ぶ・貯める」水素エネルギー革命
Chapter.5 砂漠で水を創り出す
Chapter.6 新しい化学反応と不燃電池の創作
Chapter.7 世界をリードする日本のMOF技術
【イントロダクション】
京都大学高等研究院特別教授の北川進氏が2025年のノーベル化学賞を受賞したことで脚光を浴びたMOF(Metal Organic Frameworks:金属有機構造体)。
人工的に作られ、自由に設計可能なMOFは、空気から二酸化炭素を選択吸着して資源化する、砂漠の空気から飲料水を取り出すなどさまざまな有用な機能を持つ革新素材だ。
本書は、気候変動や水不足をはじめとする地球的課題の解決に資するMOFの全貌を、ビジネスと環境の両面から、わかりやすく解説。
金属原子と有機物を反応させて作られたMOFは、ジャングルジムのような構造をしている。ジャングルジムの1つ1つのマスが孔(あな)になっており、その多数の孔に二酸化炭素などの分子が入り、吸収される仕組みになっている。
著者は名古屋工業大学名誉教授、愛知学院大学客員教授。専門は有機化学から物理化学にわたり、研究テーマは量子化学から生命化学まで、化学の全領域にわたる。
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