【新書】レッドブルのMCOがチームにもたらしたメリット - 書籍ダイジェストサービスSERENDIP(セレンディップ)

『大宮アルディージャはなぜ外資に買収されたのか?』
-日本サッカーとスポーツビジネスに起きた「革命」
戸塚 啓 著 | 光文社(光文社新書) | 280p | 1,166円(税込)


第1章 レッドブル、Jリーグに参入
第2章 「内向きの経営」だったJクラブ
第3章 マンチェスター・シティを買った男
第4章 移籍で儲けてなにが悪い?
第5章 プレミアリーグ2兆円、Jリーグ1725億円の格差
第6章 なぜ「育成」は軽んじられるのか?
第7章 世界基準が、RB大宮を変える
第8章 外資参入という黄金の好機


【イントロダクション】
「日本サッカーの水準向上」などの理念を掲げ、1991年に創設、1993年に開幕した日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)。開幕から30余年を経て、J1からJ3までの3部制、加盟チームは60を数える。
国内最大規模のプロスポーツリーグとして発展してきたが、近年、「外国資本」の参入で新たな動きが起こっているようだ。

本書では、「翼をさずける」のキャッチフレーズで知られる世界的飲料メーカー・レッドブルによる「大宮アルディージャ」の買収について、アルディージャのオフィシャルライターを務める著者がその内実を記している。
2024年の、100%外国資本によるクラブの誕生は、日本のプロスポーツ界で初の出来事だったが、その影響は大宮アルディージャにとって決してネガティブなものではなかった。レッドブルのMCO(マルチクラブオーナーシップ)の一員となることで、ヨーロッパでも指折りのトップチーム・RBライプツィヒなどと連携した練習や育成が実現するようになったという。さらに、持続可能なクラブ経営についても、欧州式の観点が取り入れられつつあるようだ。

著者はスポーツライター。「サッカーダイジェスト」の編集者・記者としてJリーグ、日本代表を担当。現在はサッカー、野球、ラグビーなどさまざまなジャンルのノンフィクションを手がける。


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